今、“スマホ内斜視”が増えているという。要因の1つはスマートフォンの長時間利用。15歳~69歳の男女を対象にした調査ではスマートフォンの1日の使用時間は10年前の約2倍に増え過去最長。(博報堂 メディア環境研究所)。総務省によると、10代は4時間、20代は3時間を超え、30代・40代でも2時間半以上。都内の眼科クリニックを取材すると、スマホ内斜視の症状を訴える患者が相次いでいた。内斜視は物が二重に見えたり遠近感が分かりにくくなる。2019年の箱根駅伝で東海大学のアンカー・郡司陽大さんは去年12月ごろ、スマホ内斜視を疑い違和感に悩まされていて、今後病院へ行くことを検討している。一人暮らしを始めたことがきっかけでスマホの利用時間が増加したという。スマホ内斜視の原因は長時間の使用だけでなく、近くで見続けると目が寄ったまま内斜視の状態になってしまうという。内斜視は近視とも関係がある。20歳を過ぎて近視を発症した人は4割以上。(窪田製薬ホールディングス調べ)。都内在住の梅壽さん一家を取材。中学生の長男と小学生の双子の姉妹にスマホを持たせている。使用制限はかけられるが、スマホとの距離の制限は難しいという。目への負担を軽くするために適切なスマホとの距離は30cm以上だという。
