茨城県・東海村は原子力発祥の地で、ここに会社を構えるのがエマルションフローテクノロジーズ。21年創業で社員は約40人。オフィスの下には施設がある。CEOの鈴木裕士は日本原子力研究開発機構出身。挑むのはリチウムイオン電池のリサイクル。リチウムイオン電池は、車やパソコン、モバイルバッテリーなどの生活になくてはならない必要なもの。その中にはニッケルやコバルト、リチウムなどがあり、エマルションフローテクノロジーズはその使用済み電池からこれらのレアメタルを使用している。溶媒抽出は水と油を混ぜて分離する性質を利用し特定の物質だけを取り出すというもの。しかし今までの溶媒抽出は混ぜて分離するまで長い時間待たなければいけないのがネック。しかしエマルションフローという独自の技術で克服。水と油を混ぜながら分けることができる。これにより作業時間が大幅に短縮し高品質のレアメタルを取り出すことに成功した。CSOの長縄弘親は、エマルションフローという技術を開発した一人で、長縄も日本原子力研究開発機構出身。
