アメリカ2月の生産者物価指数は市場予想を下回ったが、心配は張れないという。JPモルガン証券・西原里江さんは「この1か月で市場の焦点が、大きく変わっている。先月のCPI(消費者物価指数)やPPI(生産者物価指数)ではインフレ懸念が高まったが、今月はリセッションが市場の焦点になっている」などと述べた。また、「市場の心配はここから先のインフレ。3月のインフレ指標には、カナダ、メキシコ、鉄鋼アルミニウムへの25%の関税が反映されてくる。インフレ鈍化が示されているがどこまで上がってくるかが焦点になってくる」などと話した。