- 出演者
- 檜山靖洋 首藤奈知子 三條雅幸 渡部圭司 今井翔馬 近藤奈央 是永千恵 大谷舞風
新年度予算案の修正を巡り、日本維新の会は先週、自民党と公明党の政策責任者とまとめた教育無償化などの合意文書の案について、きょう党内の意見を集約する予定。受け入れが決まれば、3党の党首会談で正式に合意する見通しで、予算案の成立にめどが立つことになる。
アメリカのトランプ大統領は、ウクライナへの支援の見返りとして求めている鉱物資源の権益を巡る協議について「今週か来週にもゼレンスキー大統領が来て署名できるかもしれない」と述べて、近く合意できることに期待を示した。
ことし4月に開幕する大阪・関西万博は、前売券の販売が今月21日時点で780万枚余りと目標の半分ほどにとどまっていて、政府は先に推進本部の会合を開くなどして機運の醸成を図っている。こうした中、政府と博覧会協会は繰り返し訪れる人を増やそうと、10月3日まで何度でも入場できる「通期パス」を5月までに来場した人に限って割り引き価格で販売する方向で調整に入った。18歳以上の大人の場合、3万円のパスが2割引の2万4000円で購入できる。また通期パスで入場できる時間はこれまで混雑を避けるため午前11時からとしていたが、2時間前倒しして9時からとする方針。さらにチケット購入の利便性を高めるため、会期中はID登録が不要な電子チケットや会場で購入できる当日券も販売するとしている。政府はあす石破総理大臣と全国知事会との面会でこうした内容を説明し、販売促進に協力を呼びかけることにしている。
画家・いわさきちひろの作品原画32点が新たに見つかった。輪郭や背景がはっきりと表現されているのが特徴。去年、出版社の倉庫から見つかったという。一部は東京と長野の「ちひろ美術館」で展示予定。
住宅価格の上昇を背景に、返済期間を長く設定する動きが見られている。住宅金融支援機構が、住宅ローンを借り入れた人にローンの返済期間を聞いたところ、去年10月の調査では30年〜35年以内が最も多く、約半分を占めている。注目は35年以上で、全体の2割を超え20.9%となっている(前年比8.3ポイント増)。中には50年ローンというのも出てきている。長期化の背景:毎月の返済額を減らしたい、企業の定年延長で働く年数が増えた。ニッセイ基礎研究所・福本勇樹金融調査室長によると、超長期の住宅ローンは数年前から地方銀行の間で広がってきたという。そこへ最近では、ネット銀行も取り入れているとしている。人口が減少する地方では、特に若い顧客と長い関係を築きたいというのがある。福本氏は、いかに金利を下げて返済期間を長くするかという2つの側面で競争が起きている。その上で、注意点もあると指摘。「長い住宅ローンを借りると、金利上昇に対して利息が将来増えるかもしれないという問題がある。ひと月に1万円、2万円でも将来の繰り上げ返済用資金として準備しておく」と述べた。
住宅ローンの金利にも影響する、長期金利の上昇について。長期金利は、住宅ローンの固定型金利の基準になっている。住宅金融支援機構が住宅ローンを借り入れた人に聞いたところ、変動型の金利を選んだ人は77%で、固定型(全期間固定型・固定期間選択型)は23%で、長期金利は固定型に影響する。グラフ・長期金利の推移(2023年4月〜)を見ると、ことしに入ってから特に急ピッチで上昇している。先週21日には一時1.455%まで上昇し、2009年以来の高い水準となった。日銀のさらなる利上げ観測が影響している。次の利上げのタイミングは意外と早いのではないかと思わせる出来事が先週、重なった。具体的には、日本のGDPが市場の予想を上回ったことや日銀の高田審議委員が講演で“さらなる利上げの必要性”に触れたこと、1月の消費者物価指数の上昇率が2か月連続で3%台と高かったことなどがある。東海東京証券・佐野一彦チーフ債券ストラテジストは「長期金利は2〜3週間後までに1.5%に届く可能性もある」としている。投資家の間で、日銀が目指す政策金利の水準は1%程度とみられていたが、最近では1.5%ではないかという見方も広がってきたという。長期金利は今週どう動くのか、注意深く見ていく必要がある。
ロシア産の原油について。ウクライナへの侵攻開始から3年がたつ中、ロシアへの制裁措置が強化されるかが焦点となっている。G7(主要7か国)などは、2022年12月からロシアから海上輸送される原油について、購入する際の上限価格を1バレル=60ドルとする制裁措置を導入した。ロシアへの資金流入を抑えるねらいがあるが、アメリカのメディア「ブルームバーグ」は今月18日、G7がこの上限価格の修正を検討していると報じていて、制裁措置が強化されるのかが焦点となる。エネルギー問題の世界的な権威とされるダニエルヤーギン氏は「侵攻当初の制裁を科せばロシアが破綻するという見方は真実ではなかった。制裁を強化するには、いまがよいときだ。世界のほかの産油国も市場シェアを拡大できるのであれば喜んで供給するからだ」と述べた。
物価の優等生として食卓を支えてきた豆腐だが、原材料費や燃料代などコストの上昇で、豆腐メーカーは苦境に立たされている。倒産や廃業の件数は、最新のデータがある去年1月〜7月までは過去最多のペースで増えており、年間でも最多を更新する可能性があるとみられている。そうした状況の中で、新商品を開発してそれに見合った価格を設定しようとするメーカーを取材した。都内のスーパーでは、店頭価格100円前後の豆腐が売れ筋。こうした中、今月、豆腐メーカーが価格を192円に設定した商品を発表した。特徴は「大豆の風味」をより感じられるようにしたこと。豆腐の生産工程で工夫をしたのは豆乳。一般的には冷たい状態でパックに充填するが、ここでは温かい豆乳を使っている。その分、手間はかかるが、大豆の風味が増すとしている。使用する大豆も国産のものにこだわり、大豆の産地と品種を表示することで消費者にアピールしたい考え。メーカーでは、原料や製法などを見直すことで、今こそ豆腐に付加価値を生み出していきたいと考えている。メーカーの担当者はスーパーを回って営業を強化、パッケージにある仕掛けを紹介した。QRコードを読み取ると、豆腐を作った人や大豆の産地が表示される。塩をふると甘さを感じるなど、お勧めの食べ方も紹介されている。メーカーは豆腐の食文化を守り続けるためにも、新たな価値をつけることが重要になってくると考えている。豆腐メーカー・池田未央社長は「豆腐を価格で買う商品から、価値で買う商品に変えたい」と述べた。このような付加価値で差別化を図ろうという動きは、ほかのメーカーの間でも出てきている。物価高でも消費者に選ばれる工夫が求められている。
株価・為替相場を伝えた。
和歌山・高野山地域では、修行僧が冷たい川に浸かって身を清める「寒中水行」が行われた。高野山真言宗の養成機関に入る30人ほどが参加。修行僧たちは春から正式に僧侶に。
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イタリア・ベネチアで、中世から伝わる伝統のカーニバルが始まった。華やかに仮装した人がゴンドラに乗って運河をパレード。今年のテーマは、自由奔放な愛に生きた作家のカサノバが生きた時代。来月4日まで開催。
オーストラリアの植物園で、強烈な臭いを放つ花「ショクダイオオコンニャク」が開花。インドネシアの固有種で絶滅の恐れもある。臭いのほかに熱も発していて、虫を呼び寄せ花粉を運ばせている。
株価・為替相場を伝えた。
渋谷からの中継で全国の気象情報を伝えた。
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