- 出演者
- 南利幸 清水敬亮 井上二郎 森田茉里恵
オープニング映像。
上空に強い寒気が流れ込んでいる影響で、北陸から山陰にかけて雪の降り方が強まっている。きょうは近畿や四国の平地でも、大雪になるところがある見込み。越前からの中継では、通行止めの看板を出して誘導員がドライバーに状況を伝えている。
- キーワード
- 越前(福井)
気象庁によると、上空に強い寒気が流れ込んでいる影響で、北陸から山陰にかけて活発な雪雲が流れ込んでいる。午前6時までに降った雪の量は、滋賀・長浜余呉で18センチ、福井・敦賀で17センチなど。ふだん雪の少ない近畿中部、四国の平地などでも局地的に雪のおそれがあるという。気象庁は大雪による交通への影響に警戒するとともに、雪崩・落雪などにも十分注意するよう呼び掛けている。
ドイツでは23日総選挙が行われ、最大野党で中道右派の「キリスト教民主社会同盟」が第一党になり、新たな政権の枠組みを決める連立協議を主導する見通しとなった。支持者らを前に勝利を宣言した最大野党で中道右派の「キリスト教民主社会同盟」の首相候補・フリードリヒメルツ。開票は続いているが、ドイツの公共放送ZDFによるの予測では、「キリスト教民主社会同盟」が28.6%で首位に立ち第一党になる見通し。また移民や難民に対して排他的な主張を掲げ極右だとされ、ウクライナ支援にも消極的な右派政党「ドイツのための選択肢」は20.5%となっていて、前回の選挙から得票率を倍増させる勢い。ワイデル共同党首は支持者らを前に「歴史的な結果だ」と述べ、勢力の拡大をアピールした。一方、ショルツ首相の与党で中道左派の「社会民主党」は16.5%で3位。今後は「キリスト教民主社会同盟」が新たな政権の枠組みを決める連立協議を主導する見通しで、交渉の相手として地元メディアは「社会民主党」や「緑の党」の名前を挙げている。そして次の首相にはメルツが就任することが見込まれている。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってきょうで3年。ウクライナでは今もロシアによる攻撃が続いている。ロシア軍は東部南部の4州の把握を掌握を目指して大量の兵力を投入。これに対し、ウクライナ軍は去年ロシア西部への越境攻撃に踏み切った。全体としては戦況がこう着する中、先月にはアメリカでトランプ大統領が就任。これをきっかけに停戦に向けた外交が活発化している。その一方で、アメリカ・トランプ大統領はロシアと歩調を合わせるようにウクライナ・ゼレンスキー大統領への批判を繰り返していて、大統領選挙を実施すべきだという考えを示している。18日に開かれた米ロの高官による会合には、ウクライナやヨーロッパ側が出席しない形となった。アメリカとウクライナやヨーロッパとの間で立場の隔たりが表面化し、停戦が実現する見通しは立っていない。ゼレンスキー大統領は記者会見で大統領選挙の実施の必要性について聞かれると、「ウクライナの平和が実現するなら辞任する用意がある」と述べた。そのうえで、辞任と引き換えにNATO=北大西洋条約機構への加盟が実現するなら進んでやめるとして、みずからの進退をかけてウクライナに平和をもたらす覚悟があるという考えを示した。またゼレンスキー大統領は日本時間の今夜、オンラインで開かれるG7の首脳会合に出席する見通しであることを明らかにした。オンライン形式とはいえ、関係がぎくしゃくしているトランプ大統領と同席する可能性があり、ほかの首脳も含めどのようなやり取りが行われるのか注目される。一方、日本政府。戦闘終結のあり方によっては、東アジアの安全保障環境にも影響が出かねないとして、G7をはじめとした国際社会が連携する重要性を引き続き訴えていく方針。石破総理大臣はG7の首脳会合で日本の基本方針に変わりはないとした上で、ウクライナの公正かつ永続的な平和を早期に実現することが重要だという認識を示す見通し。
停戦交渉へ向け各国の駆け引きが続く中、ロシア、ウクライナ、それぞれの国で大切な家族を失った遺族は複雑な思いを抱えたまま今も見守っている。おととし3月に戦死したロシアの男性は英雄として称えられ、通っていた学校には慰霊するプレートが掲げられた。男性の母親は「息子は家族と祖国、祖先の土地を守った。領土を全て取り戻して軍事作戦を終えるべきだと思う」と話す。一方、ウクライナでは「一部の領土を放棄しても停戦すべき」「自国を守るための戦いを続けるべき」などの声がある。去年1月に戦死したウクライナの男性の母親は「国のために戦った兵士たちのことを考えると私たちも独立を守り自国を失わないために戦うべき」と話す。
ウクライナでは将来への不安、怒り、失望といった感情が入り交じっている。トランプ大統領の就任で停戦に向けた前向きな流れができると期待する市民もいるが、ロシア寄りの発言を繰り返すだけでなくゼレンスキー大統領への批判も強めている。侵略された側がなぜそこまで言われなければならないのかという反発が結束をより強めている。ただウクライナ政権にとってトランプ政権の支援は不可欠で、自国の鉱物資源もテコに関係を前に進めたい考え。
一方ロシアでは、トランプ大統領の登場で停戦に向けた交渉開始への機運が高まったとしてロシアの人たちは心の底では大いに歓迎しているとみられる。ロシアでは軍事侵攻で多くの死傷者が出ている現状に恐怖や疑問を抱いても反対の声を上げられないためトランプ大統領に現状打開の希望を抱いているといえる。しかしその後、トランプ大統領がウクライナに対し鉱物資源の権益をめぐって取り引きを迫る姿から「強欲なアメリカの本質は変わっていない」といった意見もある。モスクワの西側外交筋は「ロシア側は戦争継続の能力を失っておらず時間はロシアに味方する」と指摘している。プーチン政権はアメリカとウクライナの関係がぎくしゃくしているのを横目に今もウクライナ東部で地上戦を続けている。ウクライナに占領地があることを踏まえ、強気の立場で停戦交渉に向けて要求を最大限に認めさせるため攻勢を強めるとみられる。
サッカー女子の日本代表なでしこジャパンは、国際大会でコロンビアに快勝した。第2戦はキックオフから約15秒後に、谷川萌々子のミドルシュートで先制。さらに前半8分のコーナーキックから田中美南がヘディングで合わせて突き放す。その後1点を返されるも後半12分に浜野まいかの追加点によりリードを広げた。
9月に東京で開催される世界選手権の代表選考レースのひとつの大阪マラソン。後半のアップダウンが少なくなり好記録が期待されている。男子日本記録保持者・鈴木健吾、パリ五輪代表・小山直城、おととし世界選手権出場・西山和弥、青山学院大・黒田朝日らが出場する。NHKではテレビとラジオ、NHK+で中継する。
気象情報を伝えた。
ドイツで総選挙が行われ、最大野党が第一党になり、連立協議を主導する見通しとなった。
- キーワード
- ドイツ