週明けの東京株式市場はイランによるイスラエルへの大規模攻撃を受けて投資家のリスク回避の動きが広がり、幅広い銘柄が売られ、ほぼ全面安の展開となった。中東産原油の先物価格は中東情勢の緊迫化により原油の供給不安が高まり、2023年9月以来、およそ半年ぶりの高値水準となっている。原油価格の上昇などを受け、平均株価は一時700円以上値下がりし、節目の3万9000円を割り込んだ。市場関係者は中東情勢のさらなる緊迫化や為替の動向しだいでは原油価格はさらに値上がりする可能性もあると指摘している。
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