きょうの東京株式市場は、前日のニューヨーク市場でハイテク関連の銘柄が買われた流れを受けて、半導体関連などが値上がりした。さらに、歴史的な円安局面が続く中で、企業業績の改善への期待感から、輸出関連など多くの銘柄に買い注文が出た。日経平均株価、きょうの終値は、4万913円65銭となり、終値としての史上最高値をおよそ3か月ぶりに更新した。また、東証株価指数トピックスは、一時、2900を超え、バブル期の1989年12月につけた、取り引き時間中の史上最高値をおよそ34年半ぶりに更新。終値としても史上最高値を更新した。野村証券エグゼキューションサービス部の柏原悟志担当部長は、このところ、足踏みが続いてきた日本株が買い直された要因について、為替が円安水準で、日本企業の業績が期待できるというところで、見直しの買いが入っていると述べた。