DZHフィナンシャルリサーチ・東野幸利さんが電話で解説。日経平均予想レンジは、3万5000円~3万6000円。東野さんは「アメリカ株が上昇して終えた後に、公表されたトランプ政権による相互関税の発表を受けて、日経平均先物が荒い動きになったため、時間外で取引されるアメリカの主要株価指数の動きをにらみながら、終日不安定な動きが続くとみている。」と話した。注目ポイント「小型株の優位性」。相場全体が一段安になる場合は、流動性が低い小型株の下落が強くなることも予想されるが、逆に相場全体が反転上昇に転じた場合、足元の調整が浅いグロース250の優位性が強まっていく展開になるという。年間で高水準が続けば、2020年高値から長く続く下落相場の大底を打つ兆候の先行サインになることも考えられるため、グロース市場の優位性と同時に売買代金の推移も長期目線で見た注目ポイントになるとのこと。