釧路湿原周辺で一時中断することになったメガソーラー建設。きのうから3つの問題を伝えていrうが、1つ目の問題は、開発が周辺の生物に当たえる影響の調査について、日本エコロジーと研究機関の間で見解が異なっていること。その(1)調査の内容について。事業主は工事前にまず市の博物館へ調査報告を提出し許可をもらう必要がある。そのため、日本エコロジーは、湿原の生き物の調査について、外部の専門家に依頼。タンチョウ保護研究グループの百瀬理事長がヒアリングに対応した。百瀬氏は、営巣地や重要な餌場であれば建設すべきではないとした上で、この場所での建設は、タンチョウにそれほど大きな影響はないと話す。日本エコロジーは、こうした調査結果を博物館に提出したという。
ところが、博物館側は、タイトルが予備調査だったこと、調査内容が不十分だったため、正式な調査報告書が提出されるのを待っていたという。その(2)建設の範囲。太陽光発電施設を建設する場合、森林法で森林区域に0.5ヘクタール以上の工事をする際には都道府県の許可が必要と定めている。しかし、今回の工事では、0.86ヘクタールが森林にあたり必要な許可を得ずに森林伐採を進めていたことがわかった。道は、日本エコロジーに対し、違法に開発した区域での工事中止を勧告。日本エコロジー側は、指摘を受け対応する方針を示した。その(3)書類の不備。日本エコロジーは、3月末に立ち木の伐採工事を完了したという。森林では、伐採完了後30日以内の状況報告を義務づけているが、日本エコロジーからは4か月経っても提出されず、釧路市も先月22日の市議からの指摘まで気づかなかったという。 釧路市が「伐採の届け出と整合性が合うような形で」と提出を求めると、日本エコロジーは4月30日付けの報告書を先月25日に提出。これを釧路市は受理していた。日本エコロジーは、1か月ほど工事を中断し、自治体などとの協議を優先する考えだという。
ところが、博物館側は、タイトルが予備調査だったこと、調査内容が不十分だったため、正式な調査報告書が提出されるのを待っていたという。その(2)建設の範囲。太陽光発電施設を建設する場合、森林法で森林区域に0.5ヘクタール以上の工事をする際には都道府県の許可が必要と定めている。しかし、今回の工事では、0.86ヘクタールが森林にあたり必要な許可を得ずに森林伐採を進めていたことがわかった。道は、日本エコロジーに対し、違法に開発した区域での工事中止を勧告。日本エコロジー側は、指摘を受け対応する方針を示した。その(3)書類の不備。日本エコロジーは、3月末に立ち木の伐採工事を完了したという。森林では、伐採完了後30日以内の状況報告を義務づけているが、日本エコロジーからは4か月経っても提出されず、釧路市も先月22日の市議からの指摘まで気づかなかったという。 釧路市が「伐採の届け出と整合性が合うような形で」と提出を求めると、日本エコロジーは4月30日付けの報告書を先月25日に提出。これを釧路市は受理していた。日本エコロジーは、1か月ほど工事を中断し、自治体などとの協議を優先する考えだという。
