愛媛県は県内産の柑橘・野菜・魚介類・加工品などを「すご味」と認定してPRしており、毎年この時期に商談会を開いている。松山市の会場には県内の水産加工会社や酒造会社など74社と首都圏や大阪などから招かれたデパートや外食チェーンなどバイヤー29社が集まった。商談会は県内企業がバイヤーの席を回る形で進められ、県産の柑橘を使ったジュースや瀬戸内海などでとれたカタクチイワシを使ったアンチョビなど自慢の商品をPRした。このうち、宇和島市の水産加工会社は主力商品の「じゃこカツ」にサイズが小さいことなどから「未利用魚」も使用していることなどを説明していた。