1988年2月12日、この日、福田は公民館で葬儀の手伝いをしていた。福田は警察から逃げて、5年半潜伏した石川県を離れた。その後の捜査で福田が整形をしていたことが判明し顔を変えてまで逃げ続ける福田に日本中が驚いた。その後、福田は名古屋のホテルの清掃員として働いていた。しかし、福田のニュースは頻繁に流れたため危険を察知すると姿を消した。
1988年8月、死体遺棄罪の時効は成立していた。殺人事件の時効は当時15年だった。その後も福田は名前を変え、職を変え、逃亡は全国にまたがった。1988年から1996年で北海道から山口まで15か所以上を転々としていた。時効まで1年となった。その頃、愛媛県警は100万円の懸賞金をかけた。マスコミはこぞって福田を取り上げた。福田は福井県で化粧品のセールスレディーを装い中村ゆき子と名乗っていた。福田はある店に中村麗子を名乗って頻繁に通うようになっていた。