- 出演者
- 鈴木聡彦 福井慎二 松田利仁亜 一柳亜矢子 兼清麻美 漆原輝 坂下恵理 長谷川史佳 西岡遼 油原さくら
オープニングの挨拶。
春の全国交通安全運動最終日のきょう、ヘルメットの着用など自転車の交通ルールを守るよう呼びかける取り組みが県内一斉に行われた。仙台市青葉区の中心部では、警察官ら11人が街頭に立って自転車に乗っている人にチラシを配るなどして、ヘルメットの着用など交通ルールを守るよう呼びかけた。警察によると、去年1年間に県内で自転車に乗っている人が死傷した事故は564件起きていて、6人が死亡してこのうち5人がヘルメットを着用していなかったとのこと。今年に入ってからも先月末までに106件の事故が発生している。県内のヘルメットの着用率は13.1%となっている。
丸森町にある郷土館「齋理屋敷」は江戸時代から昭和にかけて呉服の商いなどで栄えた豪商の屋敷。当時の雰囲気を伝える多くの収蔵品を見ることができる。来月の端午の節句を前にきょうから始まった企画展では、江戸時代から大切に保存されてきた勇壮な鎧兜などが展示されている。企画展は休館日の月曜日を除いて来月25日まで。
来年の春に愛媛県で60年ぶりに開催される全国植樹祭に向けて、松山市ではきょうから植樹祭のロゴなどがデザインされた路面電車の運行が始まった。全国植樹祭は天皇皇后両陛下が出席されて60年ぶりに愛媛県で開かれる。伊予鉄道ではこれに合わせて松山市中心部を走る路面電車のデザインを一部リニューアルした。つり革には県民から新たに募った森林にまつわるメッセージもある。きょう出発式が行われ、出席した中村知事が先月今治市で発生した山林火災に触れ、「森林の焼失はあっという間だと知らしめられた想いですが、森林は多くの恩恵をもたらしてくれる」などと話した。
登校中の子どもたちの交通事故を防ごうと、きょう松山市の小学校の通学路で警察官による取り締まりが行われた。この取締は、春の全国交通安全運動に合わせて警察が新年度でまだ通学路に慣れていない子どもたちに安全に登校してもらおうと全国一斉で行ったもので、県内でも32カ所で行われた。可搬式オービスで車が制限速度の40キロを超えていない確認する取り組みも行われた。愛媛県警によると、県内で去年1年間に小学生と中学生・高校生が関係する交通事故の件数は合わせて167件で、このうち半数あまりが登下校中に起きているとのこと。
春の全国交通安全運動最終日のきょう、綾川町の国道沿いで警察官などが地元の高校生らが育てた花をドライバーに配り、安全運転を呼びかけた。福井敏彰署長が「県内の交通事故の情勢は楽観視出来ない状況」などと話した。県立農業経営高校の生徒が育てた花をドライバーに配布した。警察によると、去年1年間に県内の国道32号で起きた交通事故は前の年より6件多い79件にのぼるとのこと。
宇多津町の四国水族館では、魚だけでなく海藻にも興味を持ってもらおうと、瀬戸内海で育てられたナルトワカメが展示されている。水族館の職員が現地で収穫したわかめをいきたまま展示しているとのこと。わかめの展示は来月中旬頃まで行われる予定。
白糠町にきょう道内では22年ぶりとなる新たな踏切が設置された。白糠町では津波からの迅速な避難や、物流の促進に役立つと期待している。新たな踏切が設置されたのは恋問地区。開通式にはJR北海道や白糠町などからおよそ50人が参加した。JR北海道によると、道内で新たな踏切が設置されるのは22年ぶりで、線路を挟んで海側の国道と陸側の工業団地を結び、物流の促進が図られるとのこと。この地区では千島海溝沿いの巨大地震が起きた場合、最大10mを超える津波が押し寄せると想定されている。
東川町ではコメの豊作を祈願する播種祭が行われた。東川町では米作りの作業が本格的に始まる毎年この時期に、地元の農業関係者などが生産地を代表して豊作を祈願する播種祭を行っている。東川町では来月上旬から田植えが始まり、地元の農協によると今年は去年よりも800トン多いおよそ1万2800トンの収穫を見込んでいるとのこと。
九州防衛局が佐賀県庁をおとずれ佐賀空港西側で建設をすすめている佐賀駐屯地(仮称)を7月9日に開設して、オスプレイを配備する計画を説明した(現在、木更津駐屯地に配備)。防衛省としては、相浦駐屯地の水陸機動団などと一体に運用する計画。
新茶の季節を迎え、県内一のお茶の産地八女市では、昔ながらの手のみでお茶を仕上げる技術を競う大会が開かれている。今年の大会には若手の生産者など27人が参加した。お茶は4時間で仕上げられ、細かく審査される。優勝チームは静岡県で開かれる全国大会に出場する。
武道などで優れた技術を持つ警察官が、県警察本部の特別訓練部員に指名された。特別訓練部員には柔道・県道・白バイの運転などで技能に優れた警察官が指名され、今年度は19歳から46歳までの選手66人と指導者7人と合わせて73人が対象となった。特別訓練部員に指名された警察官は、それぞれの分野の全国大会で好成績を残すため、日々の業務として訓練を重ねていくほか、将来は指導者としていち早い事件解決や取締に向けた警察全体の技能向上にむけ、指導にあたるとのこと。
田ノ浦地区では別府湾に面した温暖な気候を利用したびわの生産が盛ん。この地区にある神崎小学校では1年を通じて児童がびわを栽培する体験学習を行っていて、きょうは1年生から6年生までの児童31人が学校の近くの畑を訪れた。びわの実は6月には7cm~8cmほどの大きさに育つとのこと。
山形市のライブ映像が流れた。
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- 山形市(山形)
全国の気象情報を伝えた。
国の史跡「塚坊主古墳」は、1月下旬に復旧作業が始まった。平成4年に行われた県の整備事業で、石室を覆うコンクリートの保護施設がつくられ、年2回一般公開してきた。6世紀に描かれた赤や白の幾何学模様が今も残されている。9年前の熊本地震では、墳丘にわずかな穴が確認されていたが、その2年後に起きた西日本豪雨で、装飾のすぐ近くまで雨水が浸入したことで、保護施設の一部に約5センチの亀裂が入っていたことがわかった。復旧作業を担当したのは、地元の建設会社。古墳に携わるのは初めてで、元通りに復旧し、なおかつ頑丈に造ることを考えているという。作業には大型機械を使うが、傾斜した古墳の上には乗せられない。下からアームをぎりぎりまで近づけ、カーブミラーを駆使して、上の作業員と連携しながら進める。亀裂を漆喰で塞ぎ、広範囲にモルタルを流し込んで固める。その上に新たにシートをかぶせる。水を吸収し、下に漏れるのを防ぐ効果がある。石室の上には、発泡スチロールを乗せる。将来再び作業が必要になったときのために、ドローンで記録を残す。掘った土は人の手で埋め戻し、被災前の形を復元した。熊本地震の被害が確認された装飾古墳47基のうち復旧済または復旧作業中のものは18基だという。装飾は外気にさらされると損傷するおそれがあるため、復旧にはより時間がかかるという。
今回訪ねたのは長野県の東部・浅間山の麓にある小諸市。やって来たのは小諸城址懐古園。人力車の引き手を務めている喜楽屋笑太さん。春の訪れを実感できるという場所に案内してもらった。懐古園はさくら名所100選にも選ばれ、これからの時期は10種類以上の桜が楽しめる。早咲きの桜と梅が毎年1週間ほど重なって咲く。地元の草笛保存会のメンバーの小林政利さん。草笛法師・横山祖道は昭和の頃に懐古園で旅人や子供たちに草笛を披露し多くの人の心を癒やしたとされる僧侶。祖道の草笛を受け継ぐのが小林さんたち。毎年春になると懐古園で季節の歌を演奏している。この時期に使うのはマサキの葉。春の柔らかい若葉が優しい音色を生み出す。10人ほどのメンバーの中には中学生も。中学2年生・土屋颯雅さんは学校の授業で興味を持ち練習を始めたそう。続いて訪ねたのは地元で350年続く味噌蔵。この時期しか食べられない味噌がある。標高2000mの雪の中で4カ月熟成した雪中味噌。誕生のきっかけは信州ならではの先人の知恵だった。旨味を存分に味わえる焼きおにぎりを頂いた。掘り出して食べると「春が来たな」って感じがするという。小諸の春ならではの食べ物がいちご。地元でいちご園を営む倉本浩行さんが育てているのは明治時代から作られている品種で御牧いちご。全国でもここにしかない幻の品種。一般的ないちごと比べると小粒で中まで赤い。非常に酸っぱいいちごとなっている。御牧いちごの栽培が盛んだったのは明治~昭和初期。西洋文化の広がりとともにジャム用などとして人気を集めたものの戦争をきっかけに姿を消した。25年前、もう一度復活させたいと地元の人たちが自生していたいちごの苗を発見。今は倉本さんが思いを継いで栽培を続けている。オススメの食べ方は砂糖といちごだけで作るジャム。
今回訪れたのは鹿児島県の宮之浦岳。4月上旬、白谷雲水峡と呼ばれる渓谷からスタート。道中にある苔むす森は、映画「もののけ姫」の舞台のモデルになったと言われている。屋久島には660種類の苔が生えている。世界自然遺産に登録された縄文杉は、幹周り16m以上で樹齢は2000年を超えるという。栄養が乏しい土壌の屋久島では、杉は時間をかけてゆっくり成長することで巨木になる。森を抜けると大きな岩が転がる開けた尾根が山頂へ続いている。