来年の春に愛媛県で60年ぶりに開催される全国植樹祭に向けて、松山市ではきょうから植樹祭のロゴなどがデザインされた路面電車の運行が始まった。全国植樹祭は天皇皇后両陛下が出席されて60年ぶりに愛媛県で開かれる。伊予鉄道ではこれに合わせて松山市中心部を走る路面電車のデザインを一部リニューアルした。つり革には県民から新たに募った森林にまつわるメッセージもある。きょう出発式が行われ、出席した中村知事が先月今治市で発生した山林火災に触れ、「森林の焼失はあっという間だと知らしめられた想いですが、森林は多くの恩恵をもたらしてくれる」などと話した。