エミー賞で真田広之さんがプロデュースと主演を務めたドラマ「SHOUGUN 将軍」が史上最多18冠を達成。このドラマの特徴はキャストのほとんどが日本人でセリフも約70パーセントが日本語の会話となっており、字幕がついている。エミー賞受賞の背景には作り手の変化があるという。2016年にアカデミー賞のノミネートが白人ばかりと問題になり、アメリカのエンタメ業界は多様性を前面に打ち出すようになったという。また、見る側も動画配信が増え、字幕で見るのが当たり前となったという。背景にはパラサイトなどアジア発のコンテンツがヒットしたこともあるという。成功の鍵となったのは本物志向で日本の時代劇をハリウッドのお金と才能を使ってやるという真田広之の戦略の勝利だと小西氏は指摘する。菊間氏はハリウッドがお金をかけるとこういうことになるんだ、時代にも合っていたなどとコメント。