8大会連続の五輪出場をつかみ取れるか。アジア最終予選の初戦で、苦しみながら中国に勝利したサッカー男子23歳以下の日本代表。日本時間のあさって未明にUAE(アラブ首長国連邦)と対戦する。鍵を握るのは誰か、元日本代表のストライカー・佐藤寿人さんに聞いた。初戦の中国戦の良かった点について。中国戦は、前半で退場者が出る苦しい展開となったが、序盤に奪った1点を全員で守りきった。特に存在感を示したのが、GK・小久保玲央ブライアン選手。次のUAE戦で佐藤さんが期待するのは、先制ゴールを決めた松木選手。ゴールをアシストした山田楓喜選手。左足から繰り出す多彩なキックで、数々のゴールシーンを演出。過密日程について。新たな力として真っ先に挙げたのが荒木遼太郎選手。初戦は控えに回ったが、J1では6試合5得点と絶好調。佐藤さんは「23歳以下という若い選手たちなので、闘志をむき出しにして戦うだろう」とも話していた。パリ五輪アジア最終予選(カタール)1次リーググループB:第2戦・日本×UAE(G、NHK+)、第3戦:日本×韓国。