- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 吉岡真央 菅谷鈴夏
オープニング映像。
きょうのラインナップを紹介。
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- 宇和島(愛媛)
新入社員が入社したと思ったら、1か月たたずに退職願を提出するケースが相次いでいる。厚生労働省によると、新卒で就職したあと3年以内に退職する人は3割を超える水準で推移。スピード退職の背景に何があるのか。東京・大田区にある退職代行サービスを行う会社。退職希望者本人に代わり、企業に退職の意思を伝える業務を行っている。今月に入って15日までに対応した新社会人は110人に上る。スピード退職の理由「事前に聞いていた業務内容と違っていて、キャリアプランが不安になった」「服装髪形は自由と聞いていたが、髪の色が明るいという理由で、入社式に参加させてもらえなかった」など、業務内容や条件に対する声が多い。退職代行サービス・谷本慎二代表は「頑張れることは頑張った方がいいと思うが、それでも難しい時、退職、転職をかが得るのもひとつの道なのかなという実感映えている」と述べた。
2年前、新社会人として就職した会社を、2か月目で退職したという女性は、研修中に希望する配属先を伝えていたが、会社からは違う配属先を言われ退職することにした。一方で、入社時からある程度の時期で退職することは念頭にあったといい、現在はフリーランスとして働いている。女性は「“早くやめるのが悪”みたいな考え方はなくあるといいなと思う」と語った。
入社してすぐに転職を考える新社会人は増えている。大手の転職サービス(doda)では、去年4月に登録した新社会人は数千人規模で過去最多に。ことし4月も去年と同程度で推移。退職の理由にも、この5年で変化がある。5年前に退職代行サービスを始めた、大阪に本社がある会社では、当初「上司が怖い」「なかなか辞めさせてくれない」などが多かったというが、最近は「上司や先輩が働いているのを見て自信がなくなった」「会社が嫌いなわけではない」などが多くあがるようになったという。大阪の退職代行サービス会社・佐藤英一郎さんは「“良くしてもらい感謝している。でも自分には合わない。辞めたい”という人もすごく増えている。会社側も非常にびっくりして“なんでなの?”と。ギャップのある問い合わせも増えている」と語った。
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- DODA
新社会人が入社後に感じる、思っていた職場とのずれ。会社側はそのギャップ、どう埋めようとしてるのだろうか。東京都内の採用コンサルティング会社。社員は180人、毎年15人前後の新卒を採用。2015年には、新入社員のほぼ半数が1年以内に辞めていた。会社が2年前から取り組んでいるのが、採用段階で職場の課題をあえて伝えること。採用コンサルティング会社・高崎誠司社長は「逆に厳しいところを話すようにしている」と語った。こうした取り組みの結果、入社後1年以内に辞める新入社員はほぼいなくなったという。新卒で入社した人、入社2年目の社員のコメント。
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- 就職みらい研究所
保育士の一斉退職について。先月放送したニュースでは、大阪・堺市の認定こども園で、保育士らがパワハラを訴え、今月末で一斉に退職の意向を示していることが分かった。ニュースを受け、NHKの情報提供窓・ニュースポストに寄せられた保育士の一斉退職に関する声を紹介。現場はどうなっているのか、投稿してくれた東京都内の保育所で働く20代の保育士を取材。慢性的な人手不足によって業務負担が重くなっているとして、先月5人の保育士が退職したという。保育士は「毎日が綱渡りの状況」と語った。運営会社がここ数年、新たな保育所を次々と開設し、人材の確保が追いつかない。今は1歳児のクラス20人を担当。自治体の基準では、4人の保育士で見る必要があるが、3人で保育することも多いという。保育士は「いかに今、危険な状態で日々運営をしているか、1人が辞めればドミノ倒しのようになってしまうのでは」と語った。
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- 堺市(大阪)
一斉退職の影響は、保護者の不安にもつながっている。大阪府内の保育所に子どもを通わせている母親は先月、保育士20人近くが一斉に退職し、0歳児の受け入れを停止する事態になった。保護者は「保護者説明会もなくて」と語った。今月になって、子どもがけがをし、保育士の目が行き届いていないのではと心配している。保護者は「転園したいが、転園先も見つからず困っている」と語った。専門家は「待機児童問題を背景に、人手不足が慢性化し、解消されない状態が続く中、まずは離職を防ぐ対策が大切」と指摘。東京家政大学・和田明人教授は「保育がどう行われているかという“保育方針”の認識のずれがよくある。辞めなくても済む支援をするようなシステム整備が必要」と述べた。
離職を防ぐため、こども家庭庁はきのう、自治体に対し国の支援制度などを活用して、勤務環境の改善を進めるよう通知した。国の支援制度の一例。社会保険労務士などのアドバイザーが保育所などを巡回。経営側と保育士が対立するトラブルなどがある場合、間に立って勤務環境についての助言を行う。
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- こども家庭庁
国の制度を活用し、社会保険労務士を受け入れている福岡・宗像市の保育所。職場の風通しをよくするため、第三者の視点から課題を洗い出してもらうことにした。保育士からは「日々の頑張りを評価されている実感がない」という声が上がった。社会保険労務士のアドバイスを受けて、保育士との面談を増やし、働きぶりの評価をフィードバックしている。改善の取り組みを行ってきた経営者は、職員の定着につながると期待している。恵愛保育園・畠中智美園長は「職員がこんなことを思っているとわかるし、互いに歩み寄りができるのですごくよかった」と語った。同時に人手不足の解消という根本的な課題の解決に取り組む必要がある。国は今年度から、保育士1人が見る子どもの人数を減らして、負担軽減に努めているほか、給与の加算も行っているが、子どもの成長にも関わる大事な問題。対策が急がれる。
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- 宗像市(福岡)
後半国会では、政治資金規正法の改正が焦点となっている。きょうの衆議院本会議で、立憲民主党・源馬謙太郎衆院議員は「すぐにでも自民党の政治改革案を出してほしい」としたうえで「本気で政治改革に取り組む覚悟があるなら、今月中に提出してほしい」とただし、岸田首相は「与党での議論も経ながら、最終的な改正案を責任もって取りまとめ、今国会での法改正を実現すべく、可能な限り早期に示す」と述べた。
G20(主要20か国)の財務相中央銀行総裁会議が、米国・ワシントンで開幕し、世界経済の課題などについて意見を交わした。これに先立って開かれた、日米韓3か国の財務相会合など一連の会議では、最近の急速な円安に対する懸念を日本が主張し、各国との共有を図った。このうち、鈴木財務大臣と米国・イエレン財務長官との個別の会談では、為替相場の行き過ぎた動きには、適切に対応する姿勢を示している日本の立場を説明した。
運送業界の人手不足などに対応するため、警察庁は再来年以降、大型トラックの大型免許、路線バスなどの大型2種免許、11トン未満のトラックの中型免許、準中型免許、マイクロバスなどの中型2種免許にもオートマチック車限定の免許を順次、導入する方針を固めた。今後、意見の公募を行った後、道路交通法の施行規則の改正を進めることにしている。
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- 警察庁
米国のソフトウエア大手・オラクルは、日本での事業にことしからの10年間で、1兆円余りを投資する計画を発表した。AI(人工知能)の普及でデータセンターの需要が拡大する中、日本国内にあるデータセンターの増強や、エンジニアなどの体制の強化を進める見通しで、この分野で米国の大手企業の日本への投資が相次いでいる。
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- オラクル
日本全国の気象情報。
8大会連続の五輪出場をつかみ取れるか。アジア最終予選の初戦で、苦しみながら中国に勝利したサッカー男子23歳以下の日本代表。日本時間のあさって未明にUAE(アラブ首長国連邦)と対戦する。鍵を握るのは誰か、元日本代表のストライカー・佐藤寿人さんに聞いた。初戦の中国戦の良かった点について。中国戦は、前半で退場者が出る苦しい展開となったが、序盤に奪った1点を全員で守りきった。特に存在感を示したのが、GK・小久保玲央ブライアン選手。次のUAE戦で佐藤さんが期待するのは、先制ゴールを決めた松木選手。ゴールをアシストした山田楓喜選手。左足から繰り出す多彩なキックで、数々のゴールシーンを演出。過密日程について。新たな力として真っ先に挙げたのが荒木遼太郎選手。初戦は控えに回ったが、J1では6試合5得点と絶好調。佐藤さんは「23歳以下という若い選手たちなので、闘志をむき出しにして戦うだろう」とも話していた。パリ五輪アジア最終予選(カタール)1次リーググループB:第2戦・日本×UAE(G、NHK+)、第3戦:日本×韓国。
ドジャース・大谷翔平選手が今シーズン3回目となるヒット3本を打った。ナショナルズ。この日はデーゲームに2番で出場した大谷は、今シーズン4つ目の盗塁を決めるが得点には結び付かず、チームは完封負けで2カード連続の負け越し。
日米通算200勝まであと4勝としながら、今シーズン、まだ勝ち星のないパドレス・ダルビッシュ有投手が、首の張りのため、15日間のけが人リストに入った。復帰は最短でも今月30日になる。
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- ダルビッシュ有
ヤクルト11−5中日。中日の先発・柳は4回途中6失点。