オーバードーズとは、医薬品を症状を抑える目的ではなく感覚や気持ちに変化を起こす目的で大量に服用すること。国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦さんよると、処方薬のオーバードーズは30~50代の女性に多いという。取材した女性は、孤独感を募らせる中で睡眠薬にのめり込み、手元にたくさん置くようになった。依存度が増して数年、幾度もなく家で倒れ、救急搬送されるようになった。今は家族と協力して自助グループに通い薬の乱用をやめることができている。医薬品の不適切使用が30~50代女性に多い理由について、松本さんによると、心身の不調を感じたときに女性の方が病院に行くのが早いことも関係していると話す。この世代には、社会的に厳しい状況に置かれてきた人多いという。
