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「松本諒選手」 のテレビ露出情報

パリオリンピックで日本史上初のメダルを獲得した近代五種。5つの種目で争う競技だが、このうち馬術がなくなり新たな種目になった。元体操日本代表・村上茉愛がやってきたのは愛知・安城にある全日本選手権の会場。大会前日、公式練習の間を縫って体験させてもらえることになった。馬術に代わって採用されたオブスタクル。60メートルほどのコースに8つの障害物がありタイムを競う。オブスタクルの最後にあるのはフィニッシュウォールという障害物。ちょうど女子選手が練習していたが、うまくいきない。壁の高さは、村上の身長の倍以上、3.5メートル。村上は「結構急な感じだったので、転ぶとバランス崩しそうで結構怖いですし、高さもかなりあったので、なかなか思い切ってスピードが出せなかった」と振り返った。オリンピックでは1912年から行われている近代五種。国によって環境を整えるのが難しい等の理由から馬術が除外された。次のロサンゼルス大会から行われることになったのがオブスタクル。新種目への対応が課題となっている選手もいる。松本諒は去年のアジア大会で銅メダルを獲得した団体のメンバー。4年前、陸上の中距離から近代五種に転向した。当初はオブスタクルが採用されたことを前向きに考えていた。ところが、練習では障害物をスムーズにクリアできず、オブスタクルに不可欠な腕力が足らないことが判明した。腕力を上げる筋力トレーニングに集中することも難しい。優勝を目標に臨んだ全日本選手権。オブスタクルの順位は23人中16位。ほかの種目で挽回したものの最終順位は5位に終わった。ほかの種目の強さを保ちつつオブスタクルの実力をどう上げていくか。改めて課題を感じていた。

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