再び罪を犯さないよう受刑者に自身と向き合ってもらう対話のプログラムを始めた松本少年刑務所。ことし5月から始めたオープンダイアローグという手法。担当の刑務官や教育専門官、それに処遇カウンセラーが受刑者と輪になる。参加した20代の男性受刑者。自分の感情をことばにするのが苦手で行動が不安定になることもあった。対話を始めて3回目のこの日、初めて自分が犯した罪について語ってくれるようになった。受刑者を指導するだけでなく対等な関係を築く新たな役割に戸惑いつつも意義を感じている。
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