ロシアでは3日、軍国主義日本に対する勝利と第二次大戦終結の日の記念行事が各地で開かれた。この行事に参加したメドベージェフ前大統領は、欧米と共にロシアへの制裁を強める日本を強く牽制した。サハリンで式典に出席したロシアのメドベージェフ前大統領は、ウクライナへの支援を続ける日本について軍事化の道を進んでいるなどと批判した。この日はロシア各地で記念行事が開かれ、モスクワではロシア共産党が集会を開いた。これまで9月3日を「第2次対戦終結の日」としてきたが、今年6月にプーチン大統領が署名し、軍国主義日本に対する勝利と「第2次対戦終結の日」に改め、ウクライナ侵攻でロシアに制裁を科す日本への対抗措置に1つだとする名称変更を行った。
共同通信によると3日の記念行事は北方領土の4つの島々でも行われた。択捉島や国後島では兵士らがパレードし、戦車や多連装ロケット砲といった兵器も展示され、ソ連兵への慰霊碑の献花などが行われた。ロシアは侵攻開始後、日本との平和条約締結交渉と北方領土でのビザなし交流などを中断している。
共同通信によると3日の記念行事は北方領土の4つの島々でも行われた。択捉島や国後島では兵士らがパレードし、戦車や多連装ロケット砲といった兵器も展示され、ソ連兵への慰霊碑の献花などが行われた。ロシアは侵攻開始後、日本との平和条約締結交渉と北方領土でのビザなし交流などを中断している。