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「板橋区公文書館」 のテレビ露出情報

東京・板橋区にあるハッピーロード大山商店街は駅からほぼ直結で全長約560mに渡るアーケードが連なる都内でも有数の商店街。商店街のシンボルといえるアーケードの一部を解体する工事が今月から始まり地元から憤りの声が上がっている。この地にアーケードができたのは1978年。当時2つに分かれていた商店街がアーケード完成を機に1つに統合。1日3万人以上が訪れる人気商店街として長年愛されてきた。解体の背景にあるのは東京都が進める道路事業計画。アーケードの中で都市計画道路の建設予定地と重なる部分で当時は都と商店街振興組合が解体を容認。合意に基づいて解体が行われているが、一部の店舗などが強く反発。反対運動が行われる事態となっている。アーケード解体に反対するスーパー・コモディイイダ・飯田武男社長は、まだ道路が建設できるかもわからない状況で先にアーケード解体が行われたことに憤りを覚えると話している。道路を作るためには用地が必要だが、現在都が公表している用地取得率は51%(去年3月時点)。都市開発に詳しい専門家は「現段階で50%ぐらいっていういのはちょっと低いという印象。分断されて道路が作られないままとなると、衰退していくリスクがある」などコメント。一方、都としては防災面から新たな道路を必要としている。アーケードの周辺は道幅も狭く住宅も密集していることから地震や火災に脆弱。道路が開通することで緊急車両が通りやすくなると防災機能が高まることが期待されていて都の計画では来年度末までに道路整備の完了を目指すとしている。それでも進まないという用地の取得。なぜ進まないのか立ち退きに応じていない地主を取材すると高齢で普段使っている道路が変わってしまうことに不安を感じるという。さらに別の地主は都との交渉について「2年毎に担当者が代わるが、そのたびに話が変わってくる。具体的な話が出ていない」などコメント。現状について東京都は「現在関係権利者1人1人に事業の必要性や補償の考え方について丁寧に説明しながら用地取得を進めている」などコメント。一方で解体に賛成する商店街振興組合も。関係者は「都の計画は来年度までに行われることになっており商店街の事情で遅れることがあってはならない。道路事業と調整しながら、ここだけは壊さないといけないという場所を苦渋の選択で壊すことになった」などコメント。
住所: 東京都板橋区本町24-1

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