自民党総裁選挙は今日、立候補表明に向けた動きが相次いだ。旧岸田派出身を中心とした議員と会合を開き、総裁選挙への対応を協議した林官房長官は台風の状況も見極めたうえで、9月3日にも立候補を表明する考えを示した。茂木幹事長は夕方、岸田総理大臣と会談し、9日4日にも立候補を表明する方針。小泉進次郎氏は、6月6日に立候補を表明することにしている。高市経済安全保障担当大臣は9日に記者会見を開き、立候補を表明すると今日発表した。上川外務大臣はみずからを支持する議員らと会合を開いた。すでに立候補を表明している石破元幹事長は党の会議に出席した。YouTubeチャンネルの収録に臨んだ河野デジタル大臣は、収支報告書に不記載があった議員に返還を求める考えを示しており「信頼を得られるような議論にしていきたい」と述べた。小林鷹之氏は北海道札幌市で講演した。総裁選挙は来週以降、立候補の表明が相次ぎ、候補者が過去最多となるのは確実な状況。立憲民主党の代表選挙もにらみながら、どう自民党が変わる姿を示すのかが問われることになる。