ポスト石破をめぐる動きが加速。小泉農林水産大臣と林官房長官が総裁選挙に立候補する考えを正式に表明。小泉農水相は「一つ一つ積み上げていきたい」などとコメント。加藤財務大臣が陣営の選対本部長を務めることを明らかにした。林官房長官は石破路線を継承する方針で物価高を上回る賃金上昇の「流れを止めないようにしたい」と強調。既に立候補の意向を表明している小林元経済安保相は会見を開き、所得税について「若者や働く世代を応援するため、期限を区切った定額減税を実行する」と表明。減税額には上限を設けるとしている。その後、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、所得税の時限的な定率減税の期間について「およそ2年間」と述べた。定率減税の財源については「税収の上振れ、歳出改革もあわせて捻出していく」としている。自身が総理大臣になった場合の早期の解散・総選挙については「行うべきではない」と明確に否定。「単に支持率が上がったからと自分たちの都合で解散すれば国民から見放される。自民党がなくなる」と強調。
