競泳平泳ぎ200m世界記録保持者大橋信くんを鍛え育て上げたのは枚方スイミングスクール。プールは全長25m8レーン水深1.15m。子どもからご年配まで通う街のスイミングスクールでありがながら、アテネ五輪銅メダリスト中西悠子さんなど日本トップスイマーを輩出してきた強豪。現在も信くんを含め、4人の日本代表選手が在籍。彼らを世界レベルに導いたのは指導歴30年で日本代表コーチも兼任する太田伸コーチ。今回のアジア大会でも信くんをはじめとする教え子が獲得したメダルは11個。太田コーチのメニューは持久力強化とバランスの良い体づくりが中心。多いときは1日20km泳ぐことも。さらにプールから上がったあとも筋トレで体を追い込む。太田コーチの練習で身についた武器はテンポの速い泳ぎ。去年11月のレースでも元世界記録保持者・渡辺一平選手の泳ぎと比べると、渡辺選手より多く水をかいている。200mを泳ぎきったときの差は24回。しかしその分、体力を消耗するため相当な持久力が不可欠。太田コーチのハードな練習でハイテンポな泳ぎと持久力、オレない心を養っていた。太田コーチと選手たち(太田ブロック)のメンバーの年齢差は40歳ほどだが、仲良しだという。太田コーチの情熱が選手を成長させ、枚方スイミングスクールを強豪クラブにしている。
