立憲民主党では、現職の泉代表の任期が今年9月末に満了となることを受けて、代表選挙が行われる。党の規約では9月中に新たな代表を選出することになっているが、党内では、自民党の総裁選挙が同じ月の末までに行われることを踏まえ、なるべく近い時期に代表選挙を行って衆議院選挙も見据え、政策論議をアピールすべきだという意見が出ている。このため執行部は、総裁選挙の日程を睨みながらこれに近接する形で選挙を実施し、投開票日を9月後半とする方向で調整を進めている。また、選挙期間も各地で街頭演説などを行うため、前回の12日間よりも長くすべきだという意見が出ていて、執行部で検討することにしている。代表選挙をめぐっては、現職の泉氏に加え、枝野前代表や野田元総理大臣の立候補に期待する声もあり、今後党内の動きが活発になる見通し。