立憲民主党の代表選挙はきょう、全国の地方自治体の議員とオンラインで結んで候補者による討論会が行われた。立憲の地方議員は代表選で投票権を持っていて、4人の候補者は最優先で取り組みたい政策を訴えた。野田元総理は「日米を軸とした外交安保と書きましたけれども、なかなかクセのある各国リーダーがいますが、経験値をぜひ生かしていきたい」、枝野前代表は「やはり災害対策、官房長官直属で、強力な、そして恒久的な危機管理防災局とでも呼ぶような機関を設立したいと思います」、泉代表は「私は国産化推進というのを掲げました。我々は自給率を高めるんだと。そして、家族営農、小規模農家そういうところを支えるんだと」、吉田晴美衆院議員は「私は消費税の食料品の非課税ゼロ税率、これを最優先でやりたいと思います。この物価高対策、これが今、一番急務なのではないか」と訴えた。さらに4人は、きょう告示された自民党の総裁選挙を巡り、候補者にいわゆる「世襲議員」が多いことを指摘したり、新たな政治改革の案を訴える候補に対し「今ごろ言うな」と述べるなど、批判した。立憲の代表選は、23日に投開票が行われる。