先月柏市に妊娠の相談窓口・にんしんSOSかしわが開設された。妊娠に関して悩み親族に頼れず孤立した人や経済的な不安がある人などを対象に、月曜日から土曜日までの午後1時から9時まで電話などで相談を受け付ける他、出産前後などは3か月まで宿泊もすることも。看護師、助産師、保育士など専門的な知識のあるスタッフが自立に向けた支援を行う。柏市によると、市内には毎年3000件程度の妊娠の届け出があるが、届け出の際の聞き取りでは約1割が「精神的な不調がある」と答えている他、昨年度は予期しない妊娠が16件、10代のでの妊娠が20件あった。