新千円札の裏側には葛飾北斎の凱風快晴が描かれる。一行は晩年の北斎が訪れていた小布施へ。北斎に詳しい浦上さんに北斎館を案内してもらう。北斎は冨嶽三十六景を70歳過ぎてから描いた。北斎は生涯で3万点の作品を残したと言われる。印象派の画家に影響を与え、西洋近代芸術を発展させたとまで言われている。アメリカのLIFE誌が1998年にアンケートを取った「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」に、日本人で唯一北斎が入った。19歳で役者絵の勝川派に入り、35歳で独立。西洋の絵も取り入れ、何度も雅号を変えたことでも有名。