78頭の多頭飼育のお宅から保護してきた猫はキャリーから出てこない。さらに一度出ても戻ってしまう。加えて抵抗するような仕草の中に坂上は「当たり前の反応すらしない」と不安を口にする。これは大網さんが引き取った猫も同様で、坂上は絶望感を感じた。猫の中には全く前を向かず困惑した様子を見せる猫もいた。そして子猫を生んだばかりの母猫と4匹の子猫。一番小さい子は母乳をしっかり吸えていない可能性があるという。それでも母猫が落ち着くと母乳を飲ませ始め、深夜にも母乳を揉む様子が見られた。引っ越しから2週間、猫たちは徐々に感情を出すようになってきた。4匹の子猫も元気に育ち、母猫も育児に積極的だという。生後3週間、この日離乳食にチャレンジ。これができれば子猫は一安心となる。