今年は各地で記録的な猛暑が今も続いているが、名古屋市栄では先月、国内外のコスプレイヤーたちが参加する世界コスプレサミットが開催された。自慢の衣装を着込んで参加するコスプレイヤーたちにとって、暑さは大敵。この猛暑をどう乗り越えたのか。世界中のコスプレイヤーやコスプレファンなどが3日間で20万人以上集まる世界最大級のコスプレイベント。2003年から毎年開催し、今年で23回目を迎えた。中には家族でコスプレを楽しむ人たちもいた。今年の夏、猛暑の影響で会場の日なたでは40℃を超える所もあった。厳しい暑さがコスプレイヤーを苦しめる。世界中のたくさんの人に参加してもらおうと、このイベントは開催当初から長い休みを取りやすい夏に開催してきた。ここ数年のあまりの暑さに、実行委員会は大会前から熱中症対策をSNSで呼びかけ。さらに会場では無料でうちわを配布。救護所も用意し、体調不良の人が出てもすぐ対応できるようにした。コスプレイヤーの中には、こだわりの衣装に暑さ対策をしている人もいた。ペルーからきた男性の衣装の内側には、いくつもの保冷剤があった。モンスターの分厚い着ぐるみには、小型のファンがついた作業服を着ていた。さらに頭の後ろを風通しよくすることで、熱がこもらないようにしていた。それでもキャラクターになりきっていると、あっという間に猛暑が体力を奪う。そんな絶体絶命のピンチに立ち向かう切り札は、会場で知り合う「コスプレ仲間」。長年、真夏の名古屋を彩ってきた世界コスプレサミット。参加者たちは同じ趣味を楽しむ仲間と助け合いながら、今年の猛暑を乗り切っていた。近年の暑さを受け、愛知県や名古屋市などで作る実行委員会は、再来年からイベント自体を11月に開催することを発表している。夏の開催が最後となる来年、どんな暑さ対策をすべきなのかすでに検討を始めているという。
