東京株式市場は取引開始直後から上昇し、上げ幅は一時700円を超えた。今日の日経平均株価は昨日より527円高い3万5577円となり、1990年2月以来の高値で1989年の史上最高値の3万8915円に近づいていた。背景にはアメリカの株高と円安があり、アメリカではFRBが利下げに転じるとの見方から株価が上昇し日本の株高に繋がっており、円安が再び進んでいるため輸出関連企業を中心に業績への期待感が高まり株価を押し上げているという。株式や投資信託などで得た利益にかかる税金の一部が非課税になる新NISAが1月から拡充したことで、個人マネーが株式市場に流れ込み相場の支えになっている。