28日に開幕した準備委員会は核軍縮の推進に向け、2026年に行われる核拡散防止条約再検討会議のたたき台となる勧告案の採択を目指した。過去2回の再検討会議は最終文書を採択できず決裂。ロシアによるウクライナ侵攻などで各国の足並みが乱れる中、今回も合意の形成は難航すると予想されている。日本からは岩屋毅外務大臣が出席し、NPT体制は危機に瀕しているともいわれるとし、来年の再検討会議に向け各国に一致団結を呼びかけた。準備委員会は来月9日まで開催される。
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