中国の軍事的圧力が増す中での台湾総統選挙は、1週間後に迫っている。台湾総統選挙には三人が立候補している。民進党の頼清徳氏、国民党の候友宜氏、民主党からは柯文哲氏。頼清徳氏は、台湾は事実上の独立した国だと主張。候友宜氏は、中国との交流に積極的で台湾独立に反対している。柯文哲氏は、民主的で自由な政治体制を前提に、中国との交流に前向きだ。台湾は中国の圧力に対抗するため、兵役期間の4か月を1年に延長する。台湾は軍事力を強化している。兵役を控える人がいる家族は、複雑な心境だ。王さん親子。息子の禹テツさんは、台湾を守るために兵役延長は必要だという。父の明勇さんも兵役に参加している。兵役の延長に賛成している。兵役延長に反対している親もいる。エンジニアになるのが夢だというトウイク佳さん。勉強や友人との時間を奪われたくないという。新政権には中国との交流を重視してほしいと感じている。母は以前は民進党を支持していたが、今回は野党を支持するという。