フルーツファームカトウでは14種類の桃を栽培。様々な桃を吟壌桃というブランド名で出荷している。今とりごろの品種ははつひめと暁星。おいしい桃の見分け方は丸くて果点が多いもの、表面の毛が寝てつるんとしているもの。名人が先代から桃園を受け継いだのは40年前。桃の甘さと香りを引き出すのにこだわったのは肥料。魚粕・真昆布だし粕などの肥料を発酵菌オーレスGで発酵させて土に撒いている。一般的な桃は糖度12度ほどだが吟壌桃の糖度は19.6度。土作りを大事にしてきた名人だが2011年、東日本大震災でお客さんが半分以下に減ってしまったという。福島の桃の安全性を証明するため名人はその年の出荷を中止し、土の表面を1cm削って除去し木の枝と幹を洗浄したという。放射性物質の検査を行い翌年から出荷を再開させた。風評被害に苦しんだ福島県産の桃の価値も見事V字回復した。
