きのう全国で始まったマイナ保険証の本格スタート。大川こども＆内科クリニックを取材。マイナ保険証を機械にかざし顔認証または暗証番号を入力で受け付け完了。病院側は患者の情報を即座に把握。大川洋二院長は「各医療機関の窓口で混乱が生じる。サポートする労力は多大なものになる」と話した。利用者は増えたのか、おとといは80人中6人だったがきのうは75人中7人。マイナ保険証を持っているのに従来の保険証を利用した人もいた。薬局でもマイナ保険証の本格運用がスタート。桜台薬局を取材。視力が低い男性は顔認証が手間に。薬局を訪れたのは117人でマイナ保険証を利用したのは13人。全体のわずか約11％。管理薬剤師・瀬間晴美さんは「今後電子処方箋になってきたとき本格的に役に立つ」と話した。電子処方箋は薬の飲み合わせ、使ってはいけない薬など把握でき仕事が効率化するという。電子処方箋の運用開始施設は先月10日時点で18．9％。