きのう夏の様な暑さになったのは桜の名所上野公園。先週金曜日5日遅く東京では桜の開花が発表。週末お花見日和となるはずだったが、東京都心ではきのう28.1℃と7月上旬並みに。3月としては観測史上最高気温に。東京・府中市と山梨県甲府市で28.6℃を観測するな全国100地点で25℃以上の夏日になった。こうした中、東京のお花見にも異変が。東京・井の頭公園では桜がすでに5分咲きに。お花見で目立っていたのは日傘で花見をする人たち。熱中症の危険を感じながらの花見とあってか、お花見のお供も、お団子よりアイスの方が人気のようだった。また、きのうは定番のスポット目黒川沿いの桜並木にも多くの人が。朝方にはまばらにしか咲いていなかった桜が気温の上昇とともに開いていった。上野公園では桜まだ1分咲きながらも賑わいを見せていた。咲き始めの桜を楽しむ一方でやはり皆さん予想外にこたえたというのが暑さだという。さらに自動販売機の飲み物の多くが売り切れになっていた。一方、先月23日全国で最も早い開花発表をしていた高知県の桜はきのう同じく全国一番乗で満開が発表された。