国産ジンのリーディングカンパニー・サントリーが発表したジンの戦略。日本のジン市場は直近5年間で約3.5倍に拡大。さらにサントリーの推計では、2030年には2024年と比べて約1.8倍になるとのこと。さらに若年層の酒離れが指摘される中、ジンは若い世代ほど人気があり、20代、30代の4人に1人は缶のジンソーダを月に1度以上飲み、通常のジンも20代の約18%が飲んでいる。サントリー大阪工場・矢野哲次工場長は2026年にかけて55億円の設備投資で、新たなスピリッツ・リキュール工房を建設し、生産能力を2.6倍に増強すると発表。サントリーが誇る2つのジンブランド、「翠(SUI)」と「ROKU(六)」。翠(SUI)は、初めてのフルリニューアル。約60カ国で販売され、世界第3位のプレミアムジンとなったROKU〈六〉は、日本ならではの素材を使う強みを生かし、春には「桜」と、夏には「茶」の特徴を際立たせ、日本の四季を感じられる季節限定商品を販売。