平成のギャルブームから約30年。さいたま・大宮区にあるファッションビル「アルシェ」は埼玉で“ギャルの聖地”と呼ばれている。1994年に開業して以来、埼玉のギャル文化を牽引してきた。ギャル時代を過ごした和菓子店6代目の榊萌美さんはギャルの経験を生かして新しい商品を開発した。榊さんは母の病気をきっかけに20代で店を継ぎ約1000万円の借金も返して今は黒字だという。ファッションビル社長・中島祥雄さんはギャルについて「埼玉のギャルは最強。見た目は派手だが責任感が強かったり仲間を大事にする、人のためにという気持ちが強い子が多かった。これからの時代にすごく大事な存在になると思う」と話す。