大井さんは「今後住宅のドアとか窓を開けて入ってくる可能性も考えられ、注意が必要です」などとコメントした。福島市の工場に侵入したクマは、ロックを外してレバーを下げると開くタイプの窓を開けたとみられて、さらに蛇口をひねって水を飲む姿も目撃されている。クマの前足は縦約15センチ、幅約10センチと伝えられた。大井さんは福島市のクマで、窓を開けたということについて「建物の内側から鍵を開けるという経験は過去にはしていなかったと思います。また、カギのロックの構造が複雑なので、窓のカギのメカニズムを理解して開けたということは言えないと思います。指がたまたまレバーに引っかかってうまく開けられたかということです。このクマは窓は開けられるものだということを学習した可能性はあります。」などと話した。そして、蛇口をひねって水を飲んだことについて、大井さんは「蛇口を見てそこで水が飲めると理解して行動したのはではないと思います。水が蛇口の栓かあ滴り落ちているのを見た、もしくは匂いがしたので、水を飲みたいといろいろ試行錯誤して蛇口の栓がひねられて、水が出たというふうに考えられます。」などと述べた。北米のクマは、過去に家のドアを開けたり、車のドアを開けて車内に入ったりする事例も確認されているという。クマは約1年半母グマと行動して学び、そもそも慎重に行動する動物だという。環境省が先週発表した速報値では、クマの出没件数は増えている。去年の同じ時期と比べて2倍以上になっているとのこと。大井さんによると、6月~7月は繁殖期・親離れで、オスの子グマは行動が活発になるという。また、クマは雨の中でも活発に活動するため、雨が強まると音・においがかき消されて、遭遇リスクが高まってしまうことがあり得るとのこと。クマに出会ってしまったら、静かに離れて建物や車の中へ避難することが推奨された。背中を見せて走ってはいけないとのこと。万が一向かってきたら、手で頸動脈・首筋を守るとのこと。
