きのう全国で最も暑かったのは愛媛県西条市、最高気温は今年1番となる36.5℃。梅雨の真っ只中にもかかわらず、今年最多となる420地点で30℃を超える真夏日を観測。さらに35℃を超える猛暑日も22地点で観測された。全国の熱中症とみられる症状での救急搬送は、去年の同時期と比べ大幅に増加している。その理由について、埼玉慈恵病院・藤永剛医師は、「最近梅雨時でも以前よりも気温が上がってきている、それが梅雨型熱中症を増やしている一番の原因」などとコメントした。番組が取材したのは、茨城県古河市の建設現場。今月から各企業に義務化された職場での熱中症対策。すべての作業員が熱中症のリスクを検知する腕時計型の端末を身に着け、アラームが鳴ったら休憩をとるルールになっている。群馬県伊勢崎市内にある遊園地では、ミストや日傘の貸出サービスなどを行っている。去年から始めた新たな熱中症対策が大観覧車の一部冷房化。きょう、あすにかけて東日本から西日本では体温超えの暑さが予想されている。