続いて訪ねたのは東京・板橋区。道路沿いの驚きの光景が。マンションの外壁に飾られた木や花などのレリーフ。マンションにしてはかなり芸術的。わざわざ写真を撮りにきたという女性は「すごく凝った造りになっていて、ちゃんとアパートとして賃貸ででている」などと話していた。建物の1階部分から飛び出すのは高さ2m以上の指。近隣住民に聞くと、指の太さから”親指マンション”と呼ばれる。ただ、親指の理由は不明。マンションを所有する平喜屋の店長・長島保栄さんに聞くと「アイキャッチ的なものでこの指止まれっていう意味だと聞いています」と明かした。マンションを設計・デザインしたのは建築家・芸術家の梵寿綱さん。代表作の一つである、東京・早稲田のドラード和世陀は、エントランスは美しい曲線を描き、豪華な彫刻にオブジェまで。