先月生まれ変わったばかりの将棋会館の中に新たな施設がきのう、オープンした。開店前には300人が列を作ったこの施設の名前は「棋の音」。おしゃれなカフェでは羽生善治九段が描かれた棋士カプチーノ等を販売している。棋士は月ごとに変わり今後は女流棋士も登場するという。勝負飯の定番「カレーライス」は2種「相掛かり」カレー。そのカフェに併設されているのは将棋道場。昨日10月1日は都民の日で学校が休みだった子どもたちが多く訪れた。将棋会館の中にカフェや道場を併設した理由について、将棋連盟元会長の佐藤康光九段は「将棋ファン以外の方にも気軽に立ち寄っていただけるようなところを目指している。」等とコメントした。「棋の音」の名前の由来はこの場所を未来につなげる将棋文化の「木の根」にしたいという思いを込め佐藤九段が名付けたという。