菅原さんが気になるトピックスは、政治倫理審査会。政倫審は、そもそも疑惑を解明する場ではなく、疑惑を持たれた議員に弁明の場を与えるという場。なので疑惑を持たれた議員が自分からやるというのが出席の条件になっていたり、原則非公開なので緩いという。ただ野党に追求されて疑惑を解明しようとする1つの自浄作用であるのは間違いないという。後悔してすべてを詳らかにするという姿勢を本来は見せるべきだとし、当初の経緯からいうとそうでもなかったという印象だという。 5人の安倍は幹部が出席したが、どうして再開したかについてそれぞれ言い分に食い違いがあったり、再開を決めた時期に食い違いがあったりして、追求が深まらなかったという。今後も追求の場があるが、それと同時にどう再発防止していくのかを考える特別委員会を設置することになったり、安倍派議員をどう処分していくかという動きも並行して行われていくという。前向きな再発防止の話しにすり替わっていくのはよくないとし、きちんと説明すべきところは解明してもらわないと、国民としてはモヤモヤが残ったままなどと指摘。今後、森さんや下村さんの他にも偽証罪を問われるような場に呼んで追求するということを野党は求めているが、現実問題難しいという。