三浦半島の西部、葉山町で海辺の街の裏の魅力を訪ねた。葉山マリーナで人気なのがおよそ45分間の周遊クルージング。陸地からではなく海の上、裏の景色を見に行く。まず見えてきたのは海上に立つ鳥居。海沿いにある森戸神社の鳥居でかつては地続きであったといわれている。神社と鳥居を一緒に見られるのはクルージングならではの景色だ。続いて目指すのは江の島。船で裏側から回ると波の力で岩壁が浸食された姿を見ることができる。続いて向かったのは先ほど海から見えた森戸神社。およそ850年前に源頼朝によって創建された由緒ある神社。神社の方が源頼朝の裏話を教えてくれた。この神社で注目したいのは釣り上げるおみくじ。たこやたいなどがいる中、今しか手に入らない裏キャラクターがアオウミウシのキャラクター、ミューシー。ことし、葉山町は町制100周年。そのPR大使を務めている。さらに神社の裏側からは相模湾を一望でき、天気がいいと富士山、鳥居、灯台を望むことができる。この夕日の景色は森戸の夕照と呼ばれかながわの景勝50選に選ばれている。最後に神社の裏、森戸海岸にやって来た。角田元さんは葉山の海岸で拾った貝殻でアート作品を作っている。25年間で作った作品は1500点以上。越田アナも作品作りに挑戦した。