日本人の母とガーナ人の父を持つ山形県出身のボクシング・男子71Kg級の岡澤セオン選手は高校でボクシングを始めると、もともとは大学限りで引退する予定だったが、国体が行われる鹿児島での活動を提案され鹿屋市に移住している。すると、1年後に全日本選手権で優勝を果たしたが、東京五輪では2回戦敗退に終わった。自分の不甲斐なさに落ち込んだが鹿屋の人達に応援されAIBA男子世界選手権では日本人初優勝。さらに海外遠征で腕を磨き杭州アジア競技大会男子71Kg級優勝し2大会連続五輪出場決定。そんな岡澤選手は鹿児島らーめん 三男坊が好物なのだといい、応援してくれる第二の故郷への恩返しとして奮闘を続けている。急勾配な階段を1日に7往復するトレーニングも行っているという。ボクシング男子71kg級は7月28日から行われる。