インドで開かれているG20財務相・中央銀行総裁会議は間もなく2日目の議論が始まり途上国の債務問題などを議論する。日本からは鈴木財務大臣と日銀の植田総裁が出席している。初日の会議ではウクライナ侵攻の長期化・各国の金融引き締めによる世界経済の下振れリスクの指摘が相次いだが、途上国では新型コロナ対応・インフレ進行・先進国の利上げなどで政府債務の支払い額が膨らんでいる事も懸念材料との見方が広まっている。この他に巨大グローバル企業に対する国際的課税ルールの・発効に向けた議論なども行われる。G20財務相・中央銀行総裁会議ではウクライナ情勢での意見の対立もあり共同声明の取りまとめが出来ない状況が続いている。日本時間今夜に議長国インドが記者会見予定で一致したメッセージが出せるかが焦点となっている。