日銀の金融政策決定会合が行われた。植田総裁は3つの切り札のうち、国債買い入れ減額のカードを切った結果、むしろ円安が急速に進んだ。世の中のお金の回りをよくしようと国債を爆買いしてきた日銀。円安などの副作用が指摘される中、購入額を減らす。円安対応を前面に出さなかった日銀。それでも今後、住宅ローンの固定金利が上がるほか、国債の利払い費が増え、国の財政状況も厳しくなる。現在の円相場は1ドル=157円台前半。
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