大正12年創業、福島いわき市にある米屋の「相馬屋」はお客さんのニーズに合わせて全国各地で買い付けた玄米を月ごとに精米・配送を行う。五つ星お米マイスターの資格を持つ井塚雄三さんは食味の試験用も兼ねて日替わりで3つの品種の米を炊き、研究する。2月、井塚さんは全国各地の契約農家を廻りことしの春の作付けや品種の打ち合わせを行う。原発事故の影響で避難を余儀なくされた12の市町村では現在も半数以上の農家が再開できずにいる中、去年11月に楢葉町にパックご飯工場をオープン。被災した農家から米を買い取り月65万食を製造している。
香・触感・粘りなどを食味チェックした後はお昼ご飯。韓国料理にハマっているという猪井さんはご飯の上にしらすとネギ、ごま油と韓国のりを載せ「即席ビビンバ風ご飯」を作る。
香・触感・粘りなどを食味チェックした後はお昼ご飯。韓国料理にハマっているという猪井さんはご飯の上にしらすとネギ、ごま油と韓国のりを載せ「即席ビビンバ風ご飯」を作る。