レスリングのメダル第一号は男子グレコローマンスタイル60キロ級の文田健一郎。東京大会の悔しさを晴らし悲願の金メダル。「この景色は絶対に忘れないと思う」と話した。グレコローマンスタイル77キロ級では日下尚。決勝でリードを許すが、投技で一気に逆転。金メダルを獲得。客席にいる両親のもとに真っ先に駆けつけ喜びを爆発させた。「最高に楽しい6分間でした」と話した。フリースタイル57キロ級では樋口黎。リオ大会で銀メダリストとなってから8年。ついに金メダルを獲得。女子57キロ級では櫻井つぐみが初出場で金メダル獲得。「本当にオリンピックで優勝したんだな。夢だと思っていたので本当なんだなという感じ」と話した。68キロ級の尾崎野乃香は持ち味のスピードを生かした素早いタックル。初出場で銅メダル獲得。連覇を目指した50キロ級の須崎優衣は1回戦敗退。それでも3位決定戦で意地を見せた。最後は嬉し涙を流して銅メダル。53キロ級の藤波朱理は圧倒的な強さを見せ金メダル獲得。これで公式戦137連勝。「オリンピック最高!レスリング最高!」と話した。