2024年8月11日放送 8:00 - 8:57 NHK総合

パリオリンピック2024
みんなでハイライト(2)熱戦が続く!後半戦

出演者
博多大吉 博多華丸 野口葵衣 浜口京子 堀田茜 穴澤雄介 早瀬憲太郎 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

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岡慎之助文田健一郎日下尚
オープニングトーク

オリンピック後半戦の名場面をハイライトで放送する番組となっている。全盲のバイオリニスト・穴澤雄介が「連続テレビ小説 エール」の主題歌「星影のエール」を演奏した。デフリンピック3大会連続出場の自転車競技選手・早瀬憲太郎は「オリンピックの選手たちに日本に帰国後なにが一番したいか?と問うと「練習がしたい」と答える選手が多い。すぐ次のスタートが始まっているんだなと思っている」等と話した。

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パリオリンピック2024 みんなでハイライト
メダル最新情報!! 注目競技の結果は!?

男子高飛び込み・玉井陸斗が高飛び込み日本初のメダルである銀メダル獲得。卓球女子団体は決勝で中国と対戦。中国の牙城を崩せず、日本は2大会連続の銀メダル。近代五種で初出場の佐藤大宗が銀メダルを獲得。この競技でのメダル獲得は男女通じて日本初の快挙。

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ユニバーサル放送

ユニバーサル放送の取り組みについて。1:ぴったり字幕。放送している映像は30秒前に収録したもの。生放送だと字幕がずれてしまうので30秒の間に字幕を用意してぴったり合わせて放送している。2:手話。スタジオでの会話を手話でも楽しめるように手話通訳者が伝える。3:副音声での解説放送。視覚障害がある方も楽しめるよう試合場面が思い浮かぶような解説を伝えている。解説放送はリモコンの音声ボタンで切り替えて視聴可能。

笑顔のビッグスロー!! 女子やり投げ 北口榛花 金

最も歴史のある陸上競技の一つ・やり投げ。2大会連続出場の北口榛花選手。前回の東京五輪では脇腹を痛め決勝で最下位に沈んだ。そして迎えた今大会。日本の女子選手としては初となるやり投げでのメダルに挑んだ。1投目から今シーズンの自己ベストを更新する。海外勢は北口選手の記録を上回ることができず、北口選手は女子フィールド種目初の金メダルを獲得。「1投目で65メートルは人生で投げたことがなかったんですけど、投げられたからもっと投げられると思いましたし、夢の中では70メートル投げられていたので、終わったあとに悔しさも残る金メダルで、やり投げを極めたいと思いました」と話した。

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パリオリンピック北口榛花東京オリンピック

北口榛花選手の金メダルについて華丸さんは「金メダルを獲得してなお先を見据えているのが末恐ろしい」などと話した。スタジオで早瀬さんが北口選手の強さの秘密を解説。やりを遠くまで投げるために重要な要素の1つに「助走」があるが、この時の走り方は「クロスステップ」だという。クロスステップで走ることでやりを投げる腕の可動域を広くとれるので、普通の助走よりも遠くにやりを投げることができるという。また投げる直前のフォームについて、体がしなっているほど助走のエネルギーを大きくすることができるとのこと。

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ダヴィッド・セケラックチェコ北口榛花東京オリンピック

北口榛花選手の決勝の投擲をノーカットで紹介した。

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北口榛花

北口榛花選手の金メダル獲得について。浜口さんは「お会いしたこともあったので、オリンピックでの姿を応援できて嬉しい」などと話した。穴澤さんは「ラジオで聴いている限り、投げた瞬間の声が一番大きかったのが北口選手だった」などと話した。

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北口榛花
注目の新競技!ブレイキン AMIが初代女王 金

パリ大会から採用された注目の新競技!ブレイキンで日本のAMI選手が金メダルを獲得。歴史にその名を刻んだ。ブレイキンはアクロバティックな動きを取り入れたダンスバトルで、発祥は1970年代のアメリカ・ブロンクスでギャングの抗争が激化する中、暴力ではなくダンスで決着をつけようとしたのが始まりとされている。試合はMCが観客を盛り上げ「Bボーイ」、「Bガール」と呼ばれるダンサーたちが1対1でバトルする。DJが流す音楽に合わせて交互に踊り、表現力と技術力を競う。勝敗を決めるのはジャッジの投票で、独創性や音楽性など5つの基準で判定する。ブレイキンの動作は大きく4つに分かれ、立ったまま軽やかにステップを踏む「トップロック」に床に手をついて巧みな足さばきを魅せる「フットワーク」に、手や背中などを地面につけ身体全体を回転させる「Pわームーブ」に音楽に合わせて体の動きを止める「フリーズ」が紹介された。選手はわざと想像力を駆使して自らを表現していく。初のオリンピックに挑んだAMI選手(25)は幼い頃からダンスを始め、10歳でパワームーブの大技を目にしてブレイキンの世界へ入った。努力と練習を重ね、国際大会で活躍するようになる。 2019年には世界選手権のチャンピオンに輝き、スターダムの道を駆け上がった。AMI選手は「勝つことは大事だし勝つために練習するが、楽しくやることと自分の好きな踊りをすることが大事」などと話した。厳しいトーナメントを勝ち抜き、決勝の舞台に立った。音楽に合わせたトップロックから完璧なフリーズにパワームーブを決め金メダルを獲得した。

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WDSF世界ブレイキン選手権2019パリオリンピックブロンクス(アメリカ)湯浅亜実

ブレイキンに関するスタジオトーク。野口アナがダンスの経験がある堀田茜さんに聞くと堀田さんは「オリンピックの舞台でDJセットがあったり、海外の選手と比べると体格差もあるのにダイナミックなパフォーマンスでワクワクした」などと話した。女子レスリング選手・浜口京子さんは「心技体揃ってなければできないことなので、凄くかっこいい」などと話した。審査項目は技術性やバリエーションなど5つの要素から総合評価されるという。早瀬さんは「自分は耳が聴こえないので観ることしかできないが、ダンスの凄さは魂が伝わってくるほどであった」などと話した。

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パリオリンピック半井重幸
ブレイキン AMI(湯浅亜実)金 ダンスと音楽の融合を可視化

野口アナが「リズムやビートなどの音声を可視化したVTRを用意したという。解説放送のナレーションと合わせて、決勝戦のパフォーマンスを楽しんでほしい」などと話した。ドラムのバスドラとスネア・DJが表示され、耳が聴こえない人に向けたVTRが流れた。早瀬さんは「こんな風にリズムが伝わってくるのは初めてで新しい世界が開けた」などと話した。

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パリオリンピック湯浅亜実
メダルラッシュ! 日本選手の活躍

スポーツクライミング男子ボルダー&リード。17歳の安楽宙斗が快挙。課題と呼ばれる4つのコースを登り、到達地点で得点が決まるボルダーラウンド。2つの課題を登りきってトップに立った安楽。後半のリードラウンドで順位を落としたものの日本男子初のメダルとなる銀メダル獲得。「金メダルを狙って準決勝から集中してやってきたので悔しい」と話した。ゴルフ男子で松山英樹が新たな歴史を刻んだ。鍛え抜いた正確なショットで世界の頂点を目指した。通算17アンダーで銅メダル。ゴルフ男子で日本初のメダル。スケートボードパーク。すり鉢状のコースを45秒滑り技を競い合う。15歳の開心那が2大会連続の銀メダル。セーリング混合470級で岡田奎樹・吉岡美帆のペアが出場したのはセーリング混合470級。2人乗りのヨットで海面にあるマークと呼ばれるブイを順番に回り順位を競う。息の合った操縦で終盤までペースを維持してゴール。日本勢20年ぶりのメダルとなる銀メダル。体操男子では20歳の岡慎之助。種目別平行棒では手足の先まで伸びた演技で銅メダル。さらに鉄棒では高難度の手放し技を次々と成功させる。団体・個人総合と合わせ3つの金メダルを獲得。3冠達成は52年ぶりの快挙。今大会メダルラッシュとなったのがフェンシング。最終種目の男子フルーレ団体で金メダルを獲得。フェンシングのメダルは男女合わせて5つとなった。

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メダルラッシュとなった日本選手の活躍に堀田茜は「メダルを日本選手が取ったっていうニュースを見ると、あまり馴染みのないスポーツでも見てみようっていう気持ちになったりとか、今後もっと盛り上がっていくんだろうなっていう気持ちで楽しみ」等とコメント。

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快進撃! メダル続々 レスリング

レスリングのメダル第一号は男子グレコローマンスタイル60キロ級の文田健一郎。東京大会の悔しさを晴らし悲願の金メダル。「この景色は絶対に忘れないと思う」と話した。グレコローマンスタイル77キロ級では日下尚。決勝でリードを許すが、投技で一気に逆転。金メダルを獲得。客席にいる両親のもとに真っ先に駆けつけ喜びを爆発させた。「最高に楽しい6分間でした」と話した。フリースタイル57キロ級では樋口黎。リオ大会で銀メダリストとなってから8年。ついに金メダルを獲得。女子57キロ級では櫻井つぐみが初出場で金メダル獲得。「本当にオリンピックで優勝したんだな。夢だと思っていたので本当なんだなという感じ」と話した。68キロ級の尾崎野乃香は持ち味のスピードを生かした素早いタックル。初出場で銅メダル獲得。連覇を目指した50キロ級の須崎優衣は1回戦敗退。それでも3位決定戦で意地を見せた。最後は嬉し涙を流して銅メダル。53キロ級の藤波朱理は圧倒的な強さを見せ金メダル獲得。これで公式戦137連勝。「オリンピック最高!レスリング最高!」と話した。

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女子62キロ級で元木咲良が金メダル、男子フリースタイル74キロ級で高谷大地が銀メダルを獲得。浜口京子は「元木選手は努力しないと自分のレスリングができないと話しているが、今回は時間を費やして研究などして、試合中にご両親が祈っている瞬間を見た時に涙が出た。高谷選手もすごい頑張った。試合後の笑顔が素晴らしかった」等とコメント。穴澤雄介は「ルールも技の名前も知っているが、具体的にどういうふうに体を動かすのか分かったら、もっと楽しめるのにといつも思う」等と明かした。

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気合いだ! わかった! レスリング 勝利の方程式

浜口さんがレスリングのポイントを実践を交えて解説。レスリングの試合は直径9mの円形マットで、3分×2ピリオドの時間で行われる。種目は上半身のみの攻防のグレコローマンスタイルと、全身の攻防のフリースタイルの2種目がある。まず選手の両肩が1秒以上マットにつくとフォール勝ちとなる。浜口さんは「オリンピックになるとフォール勝ちはとても少ない」などと話した。次にレスリングは技によってポイントがあり、グレコローマンスタイルは8ポイント、フリースタイルは10ポイントの差がつくとその時点で勝利となる。相手を抱えながら横に1回転すると2ポイントだという。

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快進撃! メダル続々 レスリング

文田健一郎選手が出場した決勝戦を紹介。相手は中国の曹利国選手。曹選手が消極的とみなされて文田選手が1ポイント先制。さらに文田選手はローリングで2ポイントを追加。文田選手は最後の相手の猛攻をいなして勝利。グレコローマンスタイルとしては日本選手40年ぶりの金メダルを獲得した。

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レスリングに関するスタジオトーク。堀田さんは「目の奥の闘志がメダルを取るという感じがあった」などと話すと早瀬さんは「文田選手の笑顔が本当に良かった」などと話した。

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まもなく閉幕!パリ五輪 こころに残る名場面

今回のオリンピックを振り返る。こころに残る名場面について。堀田茜さんは女子卓球の早田選手について「北朝鮮の選手と対戦したときは泣きそうになった」などと話した。自転車競技選手・早瀬憲太郎さんは「競技として純粋に楽しめる素晴らしい大会だった」などと話した。盲目のバイオリニストの穴澤雄介さんは競泳女子200m平泳ぎ・鈴木聡美選手について「メダルには届かず4位となったが、33歳と最年長でオリンピックに行けただけでも凄い」などと話した。元女子レスリング選手・浜口京子さん「前向きに進もうとする姿に学ぶことがたくさんあった」などと話した。

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(エンディング)
エンディングトーク

視聴者メッセージに関するエンディングトーク。スケボーの開心那選手に北海道の50代女性は「銀メダルおめでとう。どの子も怪我をしないか心配だった」などの声があった。やり投げの北口選手に対して「長く苦しかった日々が報われ、金メダルおめでとう」などの声があった。

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